花「土方さん....」




土「....」




先ほどから酒を飲み




一言も話さない土方に




花君は困惑していた。




土「こっちにこい。」




花「....」




花君は無言で頷くと




土方に寄りそう。




土「気分だ。」




花「ふふふ。そうどすか。」




土「.....」




土方は脇に置いてあった刀に手を伸ばす。




花「っ....!?」




思わず受け身の体勢を取ろうと




花君は足を引いた。




土「やはり....」




花「え....?」




土「お前は魅力的だ.....残すところなく....全部.....食ってやりたい....」




土方は乱暴に花君を布団に押し倒す。




花「あっ....!!」




土「これだけの美貌を持って....身に余るほどの男たちを魅了して....挙句の果てになかなか寝ないとくりゃ...価値は黙ってても上がるだろう....。」




花「土方さん....////」




土「生娘みたいな反応しやがって...そんなに俺を煽りたいか?」




土方はゆっくりと裾から手を忍ばせる。




花「んっ....」




土「こっち向け...」




花「っ....」




涙目で見つめる花君に口づけると




舌を差し入れた。




花「ん....んっ!?んーーーー!!」




開いた口に土方は薬を滑り込ませた。




土「っふ.....」




花「何を....っ....」




土「悪く思うなよ。」




花君が最後に見た土方は




怪しく微笑んでいた。