総「今夜は何があっても絶対に外に出ないで下さい。」



兄「何かあるんですか?」



総「良いから早く戻れ‼︎」



壬生浪士組でも一と言われる沖田が



何やら八木家の長男と言い争っていた。



雅「珍しい....何が始まるのか...」



楽しげに口角を上げると



芹沢の部屋の上でことの成り行きを



見守ることに決め込んだ。



土「やぁっ‼︎」



雅「おぉー。始まった。」



雅はただ芝居でも見るかのように



無表情で階下の出来事を見つめていた。



総「覚悟っ‼︎」



芹「っ‼︎‼︎」



雅「意外に早かったな....」



つまらなそうに見ていると



土方に目が止まった。



雅「あいつ....何をする気だ....」