桂や久坂と会ってから数ヶ月。



雅は情報収集の為に壬生浪士組の



屯所である八木邸に来ていた。



雅「妙に静かだ....」



足音を立てぬよう静かに



屋根裏へと忍び込む。



雅「あれは....局長の芹沢か...?」



以前から調べて目を付けていた芹沢が



一人酒瓶を持ち刀を持って座っているのを



訝しげに見つめる。



雅「近藤達はどうした....」



ピカッ....



ザーーーッ....



雅「雨か....」



外からの雷雨の気配を感じると



すぐ側の部屋から物音がした。



雅「なんだ....?」



隙間から覗くと不思議な光景があった。