?「雅様....これは私が引き受けます‼︎大変危険な任務ですよ‼︎」



雅「煩い、蓮。少しは黙っていられぬのか。男のくせに騒がしい奴だ...」



蓮「しかし‼︎」



雅「この任務....遂げなければならない。桂さんと長州からの頼み事だ。」



蓮「分かっておりますが...」



スッ....



雅「余程喋りたいようだな...これ以上その口を開けばお望み通り口を引き裂いてやる。」



蓮「申し訳ございません...」




カチャ...



雅....そう。



花君太夫はれっきとした忍びだった。



座敷があれば太夫に。



暇があればくノ一へと自由自在に変貌し



情報を集めていた。



雅「全ては桂さんの為...」



蓮「雅様....桂様にお気持ちが...」



雅「うるさい黙れまだ居たのか。餓鬼は里へ帰れ。」



蓮「分かりました。くれぐれもお気をつけて...」



雅「.....」