私じゃダメなのかな…。

拓海side
俺はまた朝から楓の見える場所で好きでもねぇ女といちゃついていた。
このあと楓から残酷な言葉を言われるとも知らずに。
「あ、拓海くん?
 ちょっといい??」
とか可愛い声で楓は朝から俺に話しかけに来た。

「おお」
でも俺はこんな冷たい言葉しかかけれなかった。

「ありがと。」

「ってかはやくしてくんね?
 俺この後よーあるから。」
あ、ほらまただよ。
自分のプライドばっかきにして。

「あ、そうだよね。
 じゃあ、単刀直入に言うね。」

「うん。」

なんだよ、早く言えよ?
どーせでーとだろ?

「拓海くん。私と別れてください。」

え、なんで、デートじゃないのか
俺に別れを告げた楓は今にも泣きそうな顔をしていた。

「うん、わかった。」
別れたくもねぇのに俺はわかれてと言っていた。