はぁ。
部屋に戻ってきたものの。
「つかれたぁ。」
「おつかれさん。」
「わっ、隼人ッ!いつ帰ってきたんだよ。」
「お前が質問攻めにあってるとき。」
「助けろよー。」
「面白かったから、」
ケラケラ笑っている、隼人。
「ったく。じゃ、風呂入ってこいよ」
「いいのか?先?」
「おう。」
はぁ。疲れたぁ。
てか、隼人と一緒って・・・。

「おーい。樹ーっ。風呂あいたぞ」
「はいよぉ。」
ジャーーーーー
「きもちーっ。」
ン?隼人のタオル?
忘れたのか。
ガチャッ
「わりぃ。樹。タオル忘れた・・・。」
「おっ、オウ。」
うそだろ・・・・。
もしかして、見られた!?
でも・・・シルエットだし。
イヤでも。

~隼人side~
あいつって・・・。女だっけ?
うそだろ。
「隼人ー。タオル忘れるとかヘマすんなよぉ。」
「お。わりぃ。」
自然に。しぜーんに。
「じゃ、おやすみー」
「おう。おやすみ。」
よしっ。寝てくれてよかった。

ジャー。
ん?トイレか?
シャッ。
「シャっ!?」
バタ。
おいおい。こいつ、寝ぼけててベッド間違えてる・・・。
「ちょっ、樹ッ。」
「んー。」
だめだ・・・。
ねてる。
「おいっ。」
おいおい、こいつもしかして寝るときは何もしてねぇのか?
ベストとか。
胸ッ。当たってるし・・・。
たっく。無防備。
襲うぞ、コラ。