「みなみ…どうしよう。
私、先生にとってなんだったんだろう…?」
「先生に何にも聞いてないの?」
聞いてない…。
私はコクリと頷く。
「そっか…。」
私…。
みなみに頼ってばっかりだ。
自分のことはしっかりと自分でやらなきゃ。
職員室に行って先生に確かめてみよう。
「みなみ、私大丈夫だから。
今から先生に聞いてみる!」
私はドアの方に向かう。
「愛!
なんかあったらすぐに言ってね」
「ありがとう…。みなみ」
私はみなみにお礼を言って
職員室に向かって走る。
職員室に向かう途中、私は仲村先生のことが気になってしまい保健室を覗く。
………。
覗かなければよかった。


