「誰と居ようが俺の勝手だし。 それよりも…。」 汐見くんはチラっと時計を見た。 「遅刻するよ?」 え?! 時刻は8時丁度。 あと40分で学校に着かなければならない。 「早く言ってよ!!」 「人のせいにするなよ。」 「って言うか早く部屋から出てよ!! 着替えれないでしょ?!」 朝から汐見くんのせいで、 慌ててしまった。 本当に、 一緒に居ると調子が狂う。