声に聞き覚えがあった…。 でも…。 目の前の彼は、 あの彼とは全くの別人。 「何だよ、陽翔の知り合いかよ…。」 「分かったら手出すな。」 金髪のヤンキーに絡まれた私を助けてくれたのは…。 「汐見…くん?」 隣の席の黒髪と黒渕眼鏡の地味な男の子…。 のはずなのに。 目の前の彼は、 茶髪でかっこいい男の子…。