"フッ"


鼻で笑うと自室を出た。








すると後ろから足音と声が聞こえる







「牛乳でよろしいですか?」




「紅茶でいいわよ...ッ!」








年下のくせに嫌味な男・・・


顔を洗い、歯を磨いて、
セミロングの長さまである髪を、寝癖がはねないようにアイロンでストレートにする。



うん、これでいっか。






大広間へ向かうと、既に準備ができているよう。



椅子に座るとパンが運ばれてくる...牛乳と一緒に。





「なんで牛乳なの!?」

ムカついて声を出す



「お嬢、牛乳と言っていませんでしたか?」







あぁー、もう。




紅茶を飲むことを諦めて、素直に牛乳を飲む。



まずっ。