「身長・・・小さいわね」
ドヤ顔をして言葉をかますと、ニコリ、と笑みを返された。
「ええ。
何しろまだ15なので。
これからも成長しますので、僕の心配をされる前に自分の心配をされたほうが良いかと思われますよ。」
じゅ、15!?
「貴方、年下なの!?」
15歳だと言うことに衝撃を受けすぎていて嫌味なんて頭の中に、入ってきてはいなかった。
「はい。
最近、高校1年生になりました。」
あぁ、小さいのに納得がいった
その上まだ完璧な敬語を喋れていないとこや、少し口が悪いところにも。
所詮はまだ、初心者の執事・・・という所かしらね。


