「おやおや?もう、一人死んでしまいましたか!そうそう!言い忘れてましたが殺されるのは、1日一人です!ですから、今日のゲームは此処で終了!お疲れ様でしたぁ!!」

薄暗い体育館のドアが開いた

ギィー

と音を立てて

イオリちゃんとミレイちゃんは泣き疲れたのか、ヒャックリを上げながら開いたドアを見つめる

そういえば、手は離す事が出来た

アイカ先輩がヨロヨロとコト先輩の所に行く

頭を貫かれた先輩は、生死を確かめる事をせずとも、亡くなっていることが分かった