信じる事は何かの始まり

理科室で。

理科室で何があったのか分からず
そのまま中に入ると
あの2人が立っているのが見えました。

仲直りしよー?

その一言はとても軽く聞こえました。
私のこの数カ月は何だったのか。
何の意味があって耐え続けていたのか。
私には理解できなくなっていました。

後に知ったことですが

あの時K先生は
私たちのことをクラスの全員に
話したそうです。

なぜ話したのか
それはわかりません。

私は帰宅してから母に
今までのことの全部を打ち明けました。
母はそうだったの。辛かったね。
と優しく聞いてくれました。

そのあと学校に電話して
K先生と話したそうです。
K先生は逆切れして一方的に
電話を切ったんだとか。