あくる朝。

おはよう！
といつもの様にドアを開けても
おはよ〜
という呑気な声は
聞こえてきませんでした。

どうしたのかな？
元気でもないのかな？

私はＹちゃんに話しかけました。

どうしたの？
んーん、なんでもないよ？
そっか・・・

なんだか冷たく感じました。

休み時間になると
いつも決まって
私の消しゴムを投げて
遊ぶようになりました。

ひどい日ではゴミ箱に入ったり
なくなったりしました。

これって楽しいのかな？
と思いましたが
ＣちゃんとＹちゃんは
楽しそうでした。

そんな日が続いたある日。

つまんない
近寄るな
おもしろくない

机に沢山の落書きがありました。

誰かに見られちゃいけないと
必死に消しました。

その日からです。

私は仲の良かった2人に
無視されるようになりました。