普段より早く起きた。
特に朝から予定があったわけではないが…。

トントンと台所では朝ごはんを作る母親が
「おはよう」


「おはよう、今日は18時頃からケーキ食べようか?」
「そうだね!じゃあそれまではフラフラしてくるわ」

いつもと変わらずのんびり歩く。
見慣れた景色を見ながら歩くのは凄く心地よかった。

それから友人と話をして夕方には家路に付いた。
家族で夕飯を食べて、ケーキを食べた。

大体21時頃だろうか?突然家の電話が鳴った。
プルルル…プルルル コールが長かったので親が出た

「おーい、唯人!友達から電話だぞーー。」
「んっ?こんな時間に誰だ?友達?あー分かったよ」
友達なら携帯鳴らすだろー普通は…疑問に思いつつも電話に出た。

「もしもし、変わったけど誰?」
「誰ーだ。声で当ててよ!」


やばい、聞いたこと無い声だ。


「ごめん、分からないや」
「正解はカナの友達の雪菜です。今暇かな?」
「うん。別に暇だけど、何?」
「じゃあ、近所の○○公園に今から来て!じゃあーね」



プープープー

訳も分からず近所の公園に向かった…。




10分後、着いたが誰もいない!うっ?はめられた?と思った時
向こうから見知らぬ女の子が歩いてきた……。