皆で何処のリフトに乗るか相談して、まずは軽い慣らしをする事にした!

リフトに乗っている時の電柱には後どれくらいで到着するか、記載されている。
25分の13。あと約半分だ。


段々と数字が25に近づいて行くにつれて、白い恋人のご対面がカウントダウン
ザッ ザー
僕等はリフトから降りた!




(やっと出会えた)

下から見る景色と、上から見下ろした景色は全く違う表情を現わすのだ。

早速ペアどおしで滑り出した!

みんな思い思いに、しっかりと感触を味わっているように見えた。

カナの滑ったボードの後を続いて滑った。



二人で同じラインを滑った!



新しいラインを残さず、意識をしながら………。

一度滑り終わり、休憩をとることに…!

皆ボードの時は、ニットやゴーグルをしているため、遠くからは誰かは解らない。


ジャケットなどで判断するしかないのだ^^;

(今日は天気いいなぁー。でも山の天気はころころ変わるからなぁ。誰かの機嫌と一緒で(笑))

と仲間が彼女を見ながら言った。吊られて皆が笑う。



(あー休憩だから、ニット脱ごうかなー)

カナの顔を見た僕は、吸い込まれた。






僕の白い恋人は目の前にいた…………………………!