「そうか…残念だったな。美味いから買いたかったな…」 「また今度、淹れてきてあげる!」 大雅の顔が冴えない… そんなに飲みたかったの? なわけないよね… へんなカンジだよ… 「ん?どうした、そんな怪訝そうな顔して」 「いや、何でもないよっ。次はどうしよっかー?」 アタシが笑いかける。 すると大雅はアタシの手を握った。 「萌華…なんか隠してるだろ」