不機嫌な東田。 「えっ、つまんなくない!楽しいよー」 「ウソつくな…今、深川 大雅のこと考えてただろ。 忘れろよな。もう終わったんだしよ」 東田はそう言うとまたUFOキャッチャーに目を戻す。 終わったんだしよ そうだ。 アタシは大雅の前から消えたんだよ。 大雅を… 捨てたんだよ。