アタシの腕を東田はつかんで引きずるようにアタシをマックから連れ出した。 「えっ、ちょ、痛いっ。歩けるから!」 アタシは東田の手を振りほどくと東田はばつが悪そうにうつ向いた。 「わ、わりぃ」 パッと東田が手を離す。 「ったく、昔っからホント照れ屋だよね。恥ずかしくなるとすぐに周りが見えなくなる」 東田はさらに顔を赤くさせてゲーセンに入る。