「ヒドーイ。てか、器が小さすぎるよー」 アタシがほっぺを膨らませると東田が笑う。 「フグみてぇ」 「あ、酷い!マジで酷い!分かったよ、東田。あとで絶対シメるからな」 「すいませんでした。シメるのはマジで勘弁して。番長めちゃめちゃカワイイから」 「……なんか、納得いかないんだけど」 アタシがそっぽを向くと東田は口をポカンと開けてため息をついた。 「あとでゲーセン連れていってやるから期限直せよ」