「えー、アタシってそんなにカワイイ?嬉しいなー」


ご機嫌なアタシは東田と向かい合ってアイスを食べていた。



マックはまばらに席が埋まっていてアタシたちの他にも人はいた。


アタシはジュースを飲みながらファッション雑誌を読んでいる。


「…黒の死神も何だかんだ言っても女子だな」


アタシを見て東田はニッコリと笑う。


「…ひでぇ。アタシ、女の子ですよ?東田君。カワイイ、カワイイ女の子なんだからね」



アタシはファッション雑誌から目を離して笑う。