訳アリ×秘密=ラブラブ





……そんな目で見ないでよ。











アタシはため息をついて小百合さんの腕を蹴った。

ナイフの刃がアタシの足にかすったけど大した怪我じゃない。



小百合さんは固まってる。






「二度とアタシの男に手ぇ出すんじゃねーよ」


アタシがそう言うと小百合さんは何度も頷いた。




「萌華、おい、萌華」



アタシは大雅の声を無視した。