「た、だがばし゛ー」 アタシは高橋から菓子パンをもらって頬張る。 …美味しい。 クリームパンだよ。 最高だね。 「大雅も少しは謝れよ」 「なんで?俺の弁当だろ」 深川は綺麗に平らげた弁当箱を自分の鞄にしまう。 「ありがとな。明日、洗って返す」 ううっ、そのイケメンスマイルが眩しいです… アタシはしくしく泣きながら詩穂を見るけど詩穂はアタシを見てクスクス笑う。