「何よ…ヤンキーなんか大雅さんに相応しくない!野蛮!平気で人を殴って、遊ぶなんて…」 「言い訳はいいから、大雅を離せっつーの」 アタシが近づくと小百合さんはナイフを取り出した… 「来ないでっ、刺すわよっ。大雅さんは私のよ!」 ナイフ… アタシは頭をかいた。 「どうするんだよ、番長」 川本が欠伸をしながら聞く。 「ナイフって…反則じゃん」 東田がニヤリと笑う。