口の中、切れてんな… アタシは血を地面に吐いて更に目の前の男を蹴った。 「なんか、弱いな」 東田がアタシの後ろには来て笑顔で言った。 「んなもん、知らねぇよっ」 アタシは目の前の男を殴る。 そして、蹴り飛ばした。 「つまんねぇな。遊び足りねぇな川本?」 何発か食らったのか金髪に血がついている川本は既に暇そうだった。 それもそのはず、立てる敵はほとんどいなかった。