「萌華…?」 大雅の声。 愛しい大雅の声。 大好き。 大好き。 だから、アタシは 無視をした。 「じゃあ、見物させてもらいますわ」 小百合さんは大雅の手をとって離れる。 代わりに小百合さんの手下がゾロゾロと出てくる。 …二倍ぐらい。 人数はね。 武器は特に無し。 アタシは屈伸をする。