「萌華が女番長…カッコ良すぎるよっ!何、その展開!セレブと不良の恋なんて! ケンカ、何回ぐらいしたっ?」 何故か目をキラキラさせる詩穂を見てアタシはため息をついた。 バラしてしまった… そして、何故か喜んでる。 「数えたこと無い…」 アタシが答えると詩穂はさらに目をキラキラさせる。 「うわぁ、スゲー」 アタシにはさっぱりこの子の考えることが解りません。