「いや…そう仕向けたのはお前だろう?その罰だ。そもそも俺とお前は許嫁じゃない。 あと、これからFSCは一条グループと取引はしないと決まった。 つまり、俺とお前は赤の他人だ」 小百合の体が小刻みに震える。 泣いているのか? 違う… 笑ってる…?! 「面白いお話です。私と大雅さんが赤の他人なんて」