東田と川本… どちらも名前はショウゴ。 二人はアタシの仲間だった。 東田 祥吾と川本 章吾 ……助けてくれるなら大雅がよかったよ。 「どこに行ってたんだよー番長♪探したんだぜ。いきなり消えてさぁ」 東田が馴れ馴れしくアタシの肩に肘をおく。 朱色に染めた髪が目立つ… 隣の川本の金髪もだけど。 「止めろ。悪いがお前らのことは知らない。助けてくれてありがとう」 「…しらばっくれてもダメだぜ?萌華は目立つんだし」 ……アタシはため息をついた。 「…アタシは消えたんだから別に関係ないだろ」