詩穂がアタシに聞く。
あ、確かに今日は詩穂と買い物に行く約束してた。
「じゃ、俺も行く。ただし、送迎は俺んちの車な」
案外さらりと答える大雅。
「俺も行きたーい!」
高橋が挙手をした。
「別にいいけど、アタシたちが店に入ったらついてこないでよ?」
アタシが言うと大雅が顔をしかめる。
「なんで?なんで?」
テンションが高い高橋…
「………女子の事情だよっ」
アタシが言うとポカンとする男二人組…
アタシたちが買いに行くのは
下着なんだもん…
詩穂がアタシの下着バカにするから買いにいこうってなってたんだよ…
