「萌華、カメラ見て」

アタシがカメラを見ると大雅はシャッターを押すと同時にアタシのほっぺにキスをした…


「え゛何?今のっ」


「小百合に本当に付き合ってるのか?って聞かれたから


証拠の写メ」



そのまま大雅は送信する。



「ちょっと、止めてよ。恥ずかしいじゃん」



「別によくね?ほっぺなんだしさ」




「よくないっ。榛葉さんもいるんだよ」


「おー、いるな。あ、唇がよかったか?」




「キス魔っ」



アタシはそう言って大雅のほっぺを軽くつねる。


「いてぇ」