「煽ってない…」 アタシは大雅を見つめる。 「…じゃ、いいか。早く荷物まとめろよー」 パッとアタシを離す大雅… キス してくれないのかなぁ …おいっ アタシは何を考えてんだ。 昼間だよ? 大雅を見ると胸が苦しくなって触ってほしくなる。 アタシは大雅をチラリと見てリュックに荷物を入れる。 「物欲しそうに見るなよ」 アタシに向かって大雅が言う。