「どういうこと?」 アタシは大雅の隣に座る。 「小百合がブラッドのやつらを買収して使ってるらしい。 ドラッグとか海外から一条グループは輸入してんだけどその手伝いしてるっぽい。 でも、買収した時に前の番長に近かった奴等は抜けたらしいぜ」 買収… ドラッグ… ふと、昔の仲間の姿が頭をよぎる アイツらのこと嫌いじゃない。 でも、ケンカとか楽しくなくなってから少し距離を置いたしな 向こうにはアタシが蒸発したように見えてるわけだし。 もう、関係ない…