密着するアタシたちの身体。 ベッドはキシキシと音をたてる 大雅の体温が伝わってきて アタシは何だか嬉しかった。 大雅になら抱かれてもいい。 大雅にしか抱かれたくない。 アタシはそう思った。 そしたら、なんだか恐怖は少し和らいで肩の力が抜けた。 「…んっ………っ、ぁ」 何度も何度も繰り返されるキス 大雅はアタシの首筋をなぞっていって 首までキスをする… 歯をたてて 吸血鬼みたいに アタシの身体に咲いた赤い花 大雅はさらにさらに噛みついてくる