訳アリ×秘密=ラブラブ






いつの間にかスマホの電池もほとんど無くて

周りは暗くて

大雅からの返事は無くて


アタシは山道の途中にあった公衆電話の中に入る。


大雅の番号を回す


出ない


もう一回


出ない



もう一回


出ない


ずーっとかけていた。

日がくれる。



山道は暗くて誰もいない



「大雅っ」

出てくれない彼氏…


アタシは一心不乱で電話をかける