長瀬先輩のソレはすぐに離れたが、

私はきっと身体中の隅々まで
真っ赤で放心状態。


さっきまで黄色い声を
あげていた女子達も、男子達までも、
目を見開いて私を見ている。


長瀬先輩は、放心状態の
私の肩を抱き寄せて


「この子、俺の彼女だから………。
手、出したら容赦しないからね?」


と、ニヤッと笑って言った。