何も信じられなくなった。学校に友達はいたが、自分の孤独感を話すことはなかった。恥ずかしかったからだ。だから、友達には寂しさを隠すために明るく振る舞っていた。その分、家に帰れば疲れてしまい、一言もしゃべらなかった。グレなかっただけ、マシだったかもしれない。
あたしは男に頼った人生にはしない…
常にそう思いながら暮らしていた。そういった頑なな考えが、後にあたしを次第に変えていった。
男を憎むあまり、弄ぶようになったのだ。自分に気のある男がいれば、気のあるフリをして、弄ぶ。女のいる男なら、なお燃えた。
"本気で男に惚れるわけがないじゃない"
男の胸の中で、常にそんなことを考える。
あたしは人間のクズだ。
そんなことはわかっていた。でも、そうしていなければ、"自分"を保ってはいられなかった。
そうしていくうちに経験だけはやたらと増えて、でも誰かを本気で愛することなど、あたしには有り得なかった。
あたしは男に頼った人生にはしない…
常にそう思いながら暮らしていた。そういった頑なな考えが、後にあたしを次第に変えていった。
男を憎むあまり、弄ぶようになったのだ。自分に気のある男がいれば、気のあるフリをして、弄ぶ。女のいる男なら、なお燃えた。
"本気で男に惚れるわけがないじゃない"
男の胸の中で、常にそんなことを考える。
あたしは人間のクズだ。
そんなことはわかっていた。でも、そうしていなければ、"自分"を保ってはいられなかった。
そうしていくうちに経験だけはやたらと増えて、でも誰かを本気で愛することなど、あたしには有り得なかった。