My Precious ~愛する人よ~ Ⅱ




「レイア、どうしてっ」



胸が詰まって、声がうまく出ない

腕の中にいる彼女が

今ここにある現実が信じられなくて



ぎゅっと俺の背に重みを感じる

彼女の小さな手が、俺の背中を掴んでいる

離さないと言わんばかりに



その重みすら愛しくて

切なくて



ただ、我武者羅に彼女を抱きしめた

離したくない、と思って