「これからも、姫様のお側にいて下さいね」 戸惑う俺を見つめながら、もう一度深く微笑んでそう言った彼女 その心の中にも、凛とした1本の花を見る それが胸を熱くして とても嬉しく感じた レイアを大切に思っている事が分かって それが、まるで自分の事の様に嬉しかった 「――必ず」 短くそう言った俺に、嬉しそうに彼女も頷いた それがまた、俺の心を温かくする 「お兄ちゃん!」 ちょうどその時、人混みの中から舌足らずな声が聞こえる 振り向くと、リアがこちらに駆けてきていた その手に花の冠を持って