流れ星と君。







 前の私では信じられないくらい普
通に話せている。



 まるで、ずっと前から友達だった
みたいだ。









「寒さ、和らいできたな。」




「…うん。」





 空を見上げる。何もかも包み込ん
でしまいそうな広い空。




 私は、決意を固めた。