流れ星と君。







 放課後-






 送るという楓の言葉に甘えて二人
で帰っている。







「でも良かった。


 折れてなくて。」








 我ながら、自分の丈夫さに感心す
る。





「折れてたらどうしようか心配だっ
 たよ。」



「ははっそうだね。」