流れ星と君。




 面倒なだけなのにな…。



 そんな考えは、傷つけられている
彼女をみて、一気に吹き飛んだ。




「何やってんだよ!!てめぇら!!」




 瑠衣…!!!




 ぐったりとして、意識のない様に
見える。




「か…楓様!!こ、これは…」


 言い訳をしようとする化粧の濃い
女たち。


 こんな時に、自分の心配かよ…