エイカのお陰で、ほとんどいつも 通りに学校に行けた。 「おはよう…楓。」 「おはよう、瑠衣。 昨日は…ありがとう。」 「ううん… 頼ってくれてうれしかった。」 楓…私は楓が好きなんだ…。 そんな風に考えていると、急に恥 ずかしくなって、楓から顔を背けた。 「どうかした?顔、赤くなってたけ ど…。」 「いいいいいや!? ダイジョーブダイジョーブ ちょっとトイレ行ってくる!!」