流れ星と君。




 しばらくして、家のチャイムがな
った。



「瑠衣!!」


「エイカ…!!」


 エイカは私をぎゅっと抱きしめる。

 少し収まっていたつもりだけど、
エイカ酷い状態だと思ったらしい。


「なんか…大丈夫?」


「はは…何とか…」


「あ、瑠衣ママには泊まっていいよ
 って言われたから。

 安心して話して?」


「ありがとう…」