流れ星と君。




「やっぱ俺んちから近いや。


 えっと…それじゃあ…」


「うん…バイバイ。」



 玄関に向かって歩く。


「あ!!瑠衣!!」


 思い出したかのように楓が声を出
した。


「さっきの話…あんま気負ったりす
 るなよ。

 
 大丈夫だから。」


 私はこくんと頷いて、家へ入った。