「皆、その事で来たんだ。 まぁ、それだけじゃないんだけど。」 「どういうこと?」 細田だけじゃなく、ここにいる俺 以外の人が蒼をじっと睨んでいる。 「蒼を責めるのはもうやめてやって くれ。 蒼は悪くない。俺が大事にしてや れなかったんだよ。」 「だけどっ… あんなに辛そうにしてたのは、楓、 あんたなんだよ!? なんで許そうとするのっ!! 訳分かんない!!!!」