ガチャリと案外簡単に開く屋上の 扉。 真ん中あたりに来てエイカはよう やく立ち止まった。 「泣いてもいいよ。 教室じゃ、思いっきり泣けないじ ゃん。」 「え…?」 「涙、出てるよ?」 私に背中を向けていたエイカがく るりとこちらを向いた。