聡太に八つ当たりして聡太はビックリしてる。
栞夏「ごめん。」
聡太「大丈夫かよ…」
大声で言ってしまった私にはクラス全員の視線が集まる。
栞夏「ごめん。」
ただただ謝るしかなかった。
杏華「栞夏、大丈夫?」
栞夏「今日もう帰るね。先生に早退したって言っといて。」
杏華「栞夏っ。」
杏華に呼ばれたけどそんなのを無視してガチで家に帰った。
栞夏「何やってんの私…」
ベッドにダイブした。
栞夏「わあああああ。」
もう何もかもわかんなくなって私は眠りについていた。
目を覚ますと一番大好きで一番会いたくない貴方が居ました。
栞夏「えっ?何してんの?」
聡太「いや、特に用はないけど栞夏があんなに怒るのはちょっとおかしいなって思ったから。」
そんなに優しくされると…。
段々、視界がキラキラしてる。
栞夏「あれ、私。」
聡太「何で泣いてんの?どうした?」
栞夏「ごめんっ。」
立ち去ろうとしたけど聡太に腕を引っ張られ気づいたら私は聡太に抱きしめられていた。
聡太「…。」
栞夏「やめてよ。離して。杏華に勘違いされるじゃん。」
聡太「…。」
それでも黙ってる聡太。
私、本当に期待しちゃっていいのかな?
こんな事されたら私もう好きが溢れ出ちゃうよ。
杏華には悪いと思いながらも私は抱きしめれたままでいた。
居心地が良くて…。
もっと早く気持ちを伝えとけばよかったのかな。

