大祐くんと話し終わってから
教室に戻った。
教室のドアを開けると。
栞夏「えっ?」
皆の視線が私に集まる。
女子「浦田とどーゆー関係なの!?」
栞夏「へ?へ?」
言われてる事が全く分からない。
栞夏「なんのこと?」
女子「だって、杏華が…」
栞夏「えっ?」
杏華「栞夏って素直じゃないんだからwww」
栞夏「っ?」
何言ってんのコイツ…。
あっ、本音がついつい。
栞夏「何言ってんの?」
杏華「さっきも一緒に居たじゃん?」
栞夏「だからって…。」
聡太「大祐と栞夏付き合ってたなんて知らなかった。」
栞夏「付き合ってなんかないって!」
聡太「隠す必要なくね?」
栞夏「何、一人でキレてんの?」
聡太「えっ?」
栞夏「バッカみたい。そう思いたかったら勝手に思ってれば?」
私たちは幼馴染みと言う言葉に縛られっぱなしなんだ。
だからこそ、もうこれ以上何も進展とかないんだ。
私は決めた。
聡太を好きになるのやめる…。

