「はははは!!
つまり、ゼ○ダで井戸の下行ったら、
"怖くて"寝れなくなったから、
朝までマリ○ニとかスマ○ラに
付き合ってください。と?」

面白すぎて大笑いしてしまった。

「そんなに笑わなくても…
それに、"怖くて"という部分を
あんまり強調しないでいただきたいです。」

滝野はちょっとむくれている。

「わりぃわりぃ。
まあ、あそこは皆、怖がるから。
ゲームで怖いイベント、ベスト10には入る。
つーか、じゃあ、今からその続きやるか?」

「え…いや…それは、その…」

もう怖いからやりたくないです。
という面をしている。

「そのあとの神殿も怖いダンジョンだぞ?
墓場にあるからな。」

「うう…そうなんですか?」

うわあ、完全に怯えきってるよ。

「どうせ、お前、ひとりでできないだろ?
どうせだったら、一緒にやるか?」

滝野はこくんこくんと大きくうなずいた。
やけに素直である。

「もちろん、
コントローラーを持つのはお前だけどな。」